総量規制オーバーでも借りれる街金・総量規制外の中小消費者金融の融資一覧

すでに総量規制いっぱいまで借りてるけど、さらにお金を借りたい。

総量規制以上に借りたいけど大手はすでに複数社から借りているので、街金や中小の消費者金融で総量規制対象外で借りたい。

借金なので一般の人にはちょっと理解されにくいですが、こうした方も実は少なくありません。

しかし個人での年収の3分の1を超える新たな借入は銀行カードローン融資の自主規制により、今はとても難しくなっています。

そのため審査が厳しそうな有名どころの大手消費者金融より、独自の審査基準で融資する街金や中小消費者金融なら総量規制オーバーでも借りれる・借りやすいんじゃないか?と考える方もいらっしゃるようです。

そこで年収の3分の1という総量規制を超えた借入ができる街金・中小消費者金融について解説します。

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今は個人でも副業で物販や転売ビジネスをやっていて、儲けるためにはお金はいくらでも借りたいという人が昔より増えていますからね。

主な消費者金融のおまとめローン一覧

借入限度額実質年率借換対象債務
アコム「貸金業法に基づく借換え専用ローン」1万円~300万円7.7%~18.0%貸金業者債務の借換え
プロミス「おまとめローン」300万円6.3%~17.8%貸金業者債務の借換え
アイフル「借り換えMAX・おまとめMAX」1万円~800万円3.0%~17.5%貸金業者債務の借換え
銀行ローン、クレジットカードのリボ払いの借換え
アロー「貸金業法に基づく借換ローン」200万円15.00%~19.94%貸金業者(みなし貸金業者含む)債務の借換え
フクホー「貸金業法に基づく借換えローン」5万〜200万円7.30%〜20.00%貸金業者債務の借換え
エニー「おまとめローン」50万〜500万円5.00%〜15.00%貸金業者債務の借換え
いつも「貸金業法に基づくおまとめローン」1万円~500万円4.8%~18.0%貸金業者債務の借換え
目次

街金の総量規制オーバー融資は総量規制の除外・例外が適用される場合のみ

街金や中小消費者金融といえば、独自の審査基準で融資にも柔軟なイメージがあります。

実際に審査次第では金融ブラックでも借りれるなど、大手消費者金融では審査に落ちて借りれない人たちを主な顧客層としています。

しかし貸金業法の下で管理されるという点では、街金や中小の消費者金融もアコムやアイフルといった有名な大手消費者金融と全く同じです。

街金でも通常のカードローン商品で総量規制オーバーとなる年収の3分の1を超える融資を行ってしまうと、貸金業法に違反しているとして金融庁から営業停止等の処分を受けるため、街金も総量規制は厳格に遵守します。

街金や中小の消費者金融で総量規制を超えた借入をするには、大手と同様に総量規制の例外貸付けにあたる「おまとめローン」「ビジネスローン」を利用するしかありません。

参照:総量規制が適用されない場合について|日本貸金業協会

街金で総量規制以上借りる方法
  • 貸金業法に基づく借換ローン(おまとめローン)で借りる
  • 個人事業主として事業者向けローン(ビジネスローン)で借りる
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「街金なら審査が甘いので総量規制を少しくらい超えても借りれる」ということはまずありませんのでご注意を。

総量規制オーバーで借りれる街金・中小消費者金融一覧

総量規制オーバーでも借りれる「貸金業法に基づく借換ローン(おまとめローン)」と「個人事業者向けビジネスローン」を取り扱っている主な街金・中小消費者金融を簡単にまとめました。

消費者金融貸金業法に基づく借換ローン
限度額・実質年率
ビジネスローン
限度額・実質年率
アロー〜200万円
年率15.00%〜19.94%
フクホー5万円〜200万円
年率7.30%〜20.0%
キャッシングAny50万円〜500万円
年率5.0%〜15.0%
100万円~500万円
年率6.9%~15.0%
いつも1万円〜500万円
年率4.8%〜18.0%
1万円〜500万円
年率4.8%〜18.0%
AZ30万円〜300万円
年率7.0%〜18.0%
10万円〜1000万円
年率7.0%〜18.0%
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中小の消費者金融は銀行傘下の大手と違い資金力にも限りがあります。そのため融資額の大きいおまとめローンやビジネスローンを扱う街金はそれほど多くありません。

100万円を超える借入は貸金業法により年率15%が上限に

おまとめローンや事業者向けビジネスローンは借入限度額が100万円を超えることも少なくありません。

貸金業者からの100万円以上の借入は、貸金業法により利息上限が年15%までと定められています。

元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%

引用元:上限金利について|日本貸金業協会

総量規制オーバーの年収の3分の1以上のお金を借りるためにおまとめローンを利用する場合、100万円以上の融資額となれば金利は最高でも年15%となります。

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現時点で年15%以上の金利での借入がある方は、借り換えにより金利が下がって返済がラクになるメリットもあります。

総量規制オーバーのおまとめローンがある主な街金を解説

いつものおまとめローン

「いつも」は高知県にあるK・ライズホールディングスが運営する消費者金融です。

いつものおまとめローンはネットで全国どこからでも申し込み可能ですが、融資額が借換対象となるローン残高の範囲内に限定されています。

総量規制オーバーの年収の3分の1を超える借入も可能ですが、現在の貸金業者からの他社借入の合計額以上の金額を借りることはできません。

商品名貸金業法に基づく おまとめローン
契約額1万円~500万円
資金使途貸金業法に基づく貸金業者債務の借換え
貸付利率4.8%~18.0% (実質年率)
遅延損害金
(賠償額の元本に対する割合)
20.0% (実質年率)
返済方式元利均等返済方式
返済期日毎月約定日払い
返済期間2ヶ月~5年
返済回数2回~60回
お申込み
いただける方
年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方
担保・保証人不要
必要書類原則として、他社借入条件等の確認ができる書類
本人確認書類
源泉徴収票等収入を証明する書類

参照:貸金業法に基づくおまとめローン|いつも

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いつものおまとめローンは転職等による年収減少により、借入が総量規制を超えてしまったような場合に利用する金融商品と言えそうです。

フクホーのおまとめローン

フクホーは大阪に本店を構える中堅消費者金融で、創業から50年以上の歴史を持つ業界でも老舗の貸金業者です。

独自の審査基準を持ち、他社よりも審査に必要な書類が多いことでも知られていますが、それだけしっかりと債務者の返済能力や融資の可能性を見極めようとする姿勢があるとも言えます。

フクホーのおまとめローンの審査にあたっては他社の借入条件等が確認できる書類が必要ですが、今はWeb明細など書類をオンライン化している消費者金融も多いです。会員専用サイトの契約内容がわかるページのキャプチャーやATMの利用明細等を用意しましょう。

商品名貸金業法に基づく借換えローン
貸付の種類証書貸付
資金使途貸金業者債務の借換え
貸付金額5万円~200万円
貸付の利率実質年率 7.30%~20.00%
遅延損害金実質年率20.00%
返済の方式元利均等返済方式
返済期間借入日から最長10年以内
返済回数2回~120回以内
貸付対象者20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方
担保 ▪ 連帯保証人原則不要 (借換え対象債務以上の担保・保証人設定はありません)
必要書類他社借入条件等の確認ができる書類
本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポート等)
所得を証明する書類(源泉徴収票、給与明細書、所得証明書等)
住民票原本(本籍地記載分)、その他フクホーが必要と認めた書類

参照:商品案内|フクホー株式会社

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フクホーは審査のために電話でヒアリングを行うことも多い業者です。電話があればきちんと応えるようにしましょう。

AZのおまとめローン

AZは京都にある中小消費者金融で、総量規制オーバーの借入ができるローンとしてはおまとめローンのほか、事業サポートローン、不動産担保ローン、自動車担保ローンの取り扱いがあります。

担保ローンも扱っているので、総量規制オーバーの借入の選択肢が多い街金と言えます。申込みはネットで全国対応しています。

商品名おまとめローン
資金使途貸金業者債務のおまとめ
ご利用金額30万円~300万円
貸付利率実質年率7.0%~18.0%
※ご利用金額100万円以上の場合は7.0%~15.0%以下
遅延損害金(年率)年率20.0%以下
返済方式元利均等返済
返済期間・返済回数契約成立から最長7年3か月、87回
対象者20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、AZの基準を満たす方
担保・連帯保証人原則不要

参照:おまとめローン|AZ株式会社

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AZは学生ローンの取り扱いもあり、学生時代を京都で過ごした方には馴染みがあるかもしれませんね。

街金で総量規制オーバーのおまとめローンを申し込む際の注意点

貸金業者から総量規制オーバーで年収の3分の1以上借りれるのは基本的におまとめローンと事業者向けローンのみです。

ただしおまとめローンは事業者向けローンと違い、すでにかなりの他社借入がある人が利用する金融商品です。

おまとめローンには金利が下がる、毎月の返済額が減るなどのメリットがありますが、街金のおまとめローンを利用する際には、大手にはない注意点があります。

街金でおまとめローンを借りるつもりが債務整理を迫られた?!

おまとめローンの契約のために街金へ来店したのに、店頭で

「やはりあなたは返済能力が不十分だ。現在の債務は自己破産か任意整理をした方がよい。弁護士の先生もうちで紹介できます。」

などと言われ、提携する弁護士事務所に債務整理の斡旋をされてしまうケースです。

これは資金不足等で最初から融資するつもりはなく、弁護士への手数料稼ぎのために融資をチラつかせて来店させる、違法とまでいかずとも悪質な、昔からある街金の手口です。

貸付資金が底をついている小規模な街金がこうした方法に手を染めることはしばしばあるようです。

大手の消費者金融では考えられませんが、実際にこうした手口が発覚して営業停止処分となった街金も過去にはあったため、注意が必要です。

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特に他社借入が総量規制いっぱいまである方は足元を見られかねないので十分注意しましょう。できれば来店不要で契約できる街金がよいですね。

街金だと思っていたら実はヤミ金だった?!

街金だと思って融資を申し込むと、実は先方はヤミ金業者で携帯電話や銀行の通帳を送るよう指示された、などというトラブルもよく聞きます。

ヤミ金業者の中には実在する街金の名称や貸金業登録番号を使い、街金になりすまして不当な取引を要求するところもあります。

実際にあった一例をあげると、この記事の一覧表でも紹介したキャッシングAny(株式会社Any)はたびたびヤミ金のなりすまし被害にあっており、公式サイト上で被害の実例と注意喚起の掲載を行っています。

参照:ヤミ金情報|キャッシングエニー

同様の被害を受けている街金は他にもあります。

金融庁のサイトには登録貸金業者を検索できるページがあるため、借入を申込む前にこちらで登録番号や名称、代表者名や電話番号等をしっかり確認することをおすすめします。

参照:登録貸金業者情報検索入力ページ|金融庁

総量規制オーバーで借りるなら街金より大手消費者金融が安心

街金でも総量規制を超える年収の3分の1以上の借入をすることは可能です。

しかし街金は小規模ゆえに融資額の大きい貸付には資金力の面であまり積極的とは言えません。

中小の街金と大手消費者金融はどちらも貸金業法の管理下にあり、総量規制を超える借入をするための条件は同じです。

それなら資金力もあり、変なトラブルを心配せずに借りれる大手消費者金融で総量規制対象外のローンを利用する方が安心・確実ではないでしょうか。

総量規制オーバーで借りれる大手消費者金融のローン一覧

大手消費者金融総量規制対象外のローン
アコム貸金業法に基づく借換え専用ローン
ビジネスサポートカードローン
SMBCコンシューマーファイナンス
(プロミス )
貸金業法に基づくおまとめローン
自営者カードローン
アイフルおまとめMAX・かりかえMAX
事業サポートプラン無担保ローン
事業サポートプラン不動産担保ローン
新生フィナンシャル
(レイクALSA)
SMBCモビット

大手消費者金融5社の中で、総量規制対象外となるおまとめローン、ビジネスローンを扱っているのはアコム、アイフル、SMBCコンシューマーファイナンスの3社です。

中でもアイフルはこの3社の中で唯一、総量規制オーバーのローンに関してもWebからの申し込みを受付しています。

またアイフルのおまとめローン、おまとめMAX・かりかえMAXは銀行カードローンやクレジットカードのショッピングリボ残高もまとめられるという他社にない特徴もあります。

通常のカードローン融資では、街金には独自基準の審査で金融ブラックの人でも借りれるといったメリットがあります。

しかし総量規制オーバーの融資に限って言えば、街金は金額の大きい融資には資金的に慎重にならざるを得ない現実があるため、街金より大手消費者金融の方がメリットが大きいでしょう。

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大手消費者金融ではアイフルが総量規制対象外の貸付けには積極的な印象ですね。

総量規制オーバーでも借りれる街金まとめ

この記事のまとめ
  • 街金だからといって総量規制超えの借入が激甘審査で通るわけではない。
  • 総量規制オーバーで借りるための要件は街金も大手消費者金融と同じ。
  • 街金は基本的に資金力がないので100万円など多額の融資には消極的。
  • 街金では大手にはないトラブルの可能性もある。
  • 大手ではアイフルが総量規制オーバーの融資にも積極的。

街金や中小消費者金融で総量規制を超える借入をする際の注意点をまとめるとこのようになります。

総量規制オーバーで借りるには融資額の大きいおまとめローンや個人事業主向け融資を利用することになります。

そのため街金であっても資金面やトラブル回避の面から、それなりに規模の大きい貸金業者を選ぶようにしましょう。

貸金業法により規制されるのは大手も街金も同じですから、大手で融資に積極的なアイフル、街金では創業50年のフクホー、そして担保ローンも扱う京都のAZあたりが総量規制オーバーで借りるにはおすすめです。

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総量規制オーバーとなると扱う金額が大きいだけに、怪しい街金では借入を打診しないことです。

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